公益社団法人 全国高等学校文化連盟 正会員団体
ALL JAPAN NATURAL SCIENCE Department, SENIOR HIGH SCHOOL CULTURAL FEDERATION
 
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部会長あいさつ

全国自然科学専門部のホームページにようこそ


公益社団法人全国高等学校文化連盟正会員

高等学校文化連盟全国自然科学専門部会長

大﨑 弘美  

(茨城県立神栖高等学校 校長)


 公益社団法人全国高等学校文化連盟(略称:全国高文連)の「全国自然科学専門部」ホームページにアクセスしていただきありがとうございます。

 今年度より会長を務めさせていただくことになりました茨城県立神栖高等学校 校長の大﨑です。わたくしは,平成26年度に開催されました「いばらき総文2014」で行政職として,当時,自然科学部を担当しておりました。この春の定期人事異動で学校現場に戻りましたので,力不足の点もあるかと思いますが,会長職を引き受けることといたしました。会長の務めの本分は,全国自然科学専門部の充実、発展でございますので,微力ながら力を尽くして参ります。関係の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 さて、「全国自然科学専門部」の歴史を紐解きますと、全国高等学校文化連盟の19専門部の中で最も新しい専門部であります。平成21年5月に全国の高等学校の理科や自然科学の関係者の念願が叶い,産声をあげました。平成24年4月からは、全国高等学校文化連盟の公益社団法人移行に伴い、「全国自然科学専門部」と名称変更しました。その際,専門部の設立にあたっては、多くの先生方が尽力されたとうかがっております。専門部の主要行事である全国高等学校総合文化祭を、平成8年度の札幌大会以降、山形、静岡、福岡、神奈川、青森、島根においては協賛部門として開催し、このことは全国高等学校文化連盟の専門部を設立する大きな働きかけとなったのは言うまでもありません。そして、平成21年度の第33回全国高等学校総合文化祭から、正式に専門部として全国大会を開催することができるようになりました。

 

 自然科学を研究する生徒たちの成果を発表する場を積極的に提供することは、科学技術を国の柱としている日本の発展に、大きく貢献することができると指導する先生方は考えております。その熱意が全国に伝播し,24道県からはじまった加盟都道府県も着実に数を増やし、平成29年度には愛媛県と高知県の参加をいただき、現在は38都道府県が加盟することとなりました。今後、未加盟の県におかれましても自然科学専門部の設立、全国自然科学専門部への加盟に向けて、積極的に参加していただくことを期待しております。

 

 全国高等学校総合文化祭自然科学部門は、全国自然科学専門部が開催する最大の事業であります。自然科学系の部活動で、日々の観察や継続的な実験を行っている高校生が、積み重ねてきた研究の成果を各県の代表として発表する場として、審査を行う研究発表、ポスター発表と、研修を行う記念講演、生徒交流会、巡検研修を企画しています。

 平成31(2019)年度は、佐賀県佐賀市にあります国立大学法人佐賀大学の全面的なご協力をいただき、研究発表、ポスター発表を同大学で開催します。巡検研修は、佐賀県の自然や最先端の研究施設を生徒の皆さんに見てもらおうと、様々なコースを開設していただいております。
 特に、佐賀大学おかれましては巡検にも大いにご協力いただき4コース設定していただきました。
 そして、佐賀県には広大な干潟である有明海があり、そこで繰り広げられる「ガタリンピック」の体験やそこに生息する生物に関する講演、「唐津焼」「有田焼」「伊万里焼」と日本有数の焼き物の産地ならではのコース、シンクロトロン光研究センター、最先端のプラネタリウムを所有する宇宙科学館など様々な科学が体験できます。

 さらに,佐賀城本丸歴史館三重津海軍所跡見学など、歴史に触れることができるコースが設定されているのは特筆すべきことです。新元素ニホニウムを発見された森田教授の記念講演および生徒交流会は、最終日に市村記念体育館で行います。
 この大会が、様々な取組をしている自然科学系の部活動の高校生にとって、互いに切磋琢磨する研鑽の場、全国の仲間と交流する場となることを願っています。また、自然科学に親しむ高校生が、科学的な研究の方法を学び、日本を支える科学者になるきっかけをつくる良い機会になることを願っています。全国の高校生の皆さん、自然科学の研究を通して互いに研鑽し、交流を深め合いましょう。

 

 このほか全国自然科学専門部の活動は、引き続き,関係機関との連携を行っていきます。特に、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の次世代人材育成事業について、協力体制を整えつつ以下の2点を継続していきたいと思っております。

 (1)科学の甲子園

各都道府県の高校などの代表チームが、理科・数学・情報における複数分野の競技を通じて科学の知識やその活用力を競い合う場

 (2)中高生の科学研究実践活動推進プログラム

学校・教育委員会と大学等が連携・協働し、中高校生自ら課題を発見し、科学的な手法にしたがって進める、科学研究実践活動の継続的・自立的な取り組みの推進

 

 全国高等学校総合文化祭自然科学部門の開催、科学技術振興機構(JST)との連携は、研鑽と交流によって自然科学に親しむ高校生の資質・能力向上に寄与するだけでなく、「科学・技術創造立国」をめざす我が国が、持続可能な社会を築いていくための貴重な礎にもなるものでございます。

 

 引き続き皆様の全国自然科学専門部に対するご理解とご支援をお願い申し上げ、会長の挨拶とします。

(令和元年5月更新)


 

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